【ドラムの上達が早い人は何が違う?】センスの正体は「練習の質」!

楽しみ方
  • ドラムの上達が早い人ってどんな人?
  • 独学だと厳しいのかな…。
  • どういう練習が効果的?

ドラムを始めたけど、自分の上達速度に不安を感じるドラマーは多いです。上達が遅ければ、周囲のドラマーに比べて技術不足になって自信をなくしてしまいます。この記事では、ドラムの上達速度を左右する、練習の質についてお話します。

この記事を読めば、他のドラマーより早く上達し、不安を感じることなくドラム活動に専念できます。不安なくドラム活動に専念できれば、より上達速度を高めることにつながります。

ドラムの上達には、目的意識と練習中の集中力が大きく影響します。ドラマーは、練習中の課題を細やかに正しく設定し、集中力を高めて練習しましょう。

上達が早い人は練習内容の質が高い

 同じ練習時間でも、人によって成長速度は変わります。大きな理由は、課題を設定して課題解決に集中できているかどうかです。

練習の質の違いとは、課題設定と集中力の違い

上達が早い人は、細かく課題設定をし、課題の解決に集中しています。課題の解決に集中して練習に取り組むため、上達が早くなります。

上達が早い人上達が遅い人
・練習をする前に、解決すべき課題を設定している。
(例)叩きたいフレーズを目標のテンポで正確にたたけるかどうか、など。

・練習中は課題の解決に集中している。
・課題を設定せずに練習を始める。

・すでにできることを何となく確認する。

ドラマーは、練習時間内で解決すべき課題を厳選し、課題の解決に全力をつくしましょう。

目的意識が高ければ、ドラムに触っていない時間さえも練習の補足になる

 目的意識をもてば、音楽を聴くこともドラムの練習の1つになります。「メロディーを覚える」「ドラムのフレーズを分析する」といった具体的な目的をもって音楽を聴くことが大事なポイントです。

ドラムに触るのが最も効果的な練習です。しかし、時間を有効に使うためにドラムに触れられない時間も練習に変えると、より早く成長できます。

練習時間は30分でもいい!毎日ドラムに触れることが重要

 ドラムの練習時間は短時間でも良いので、毎日つくりましょう。ドラムを長く練習すれば練習の効果は出やすいです。しかし、時々たくさん練習するけど逆に楽器に触れない日もある、というのでは効果は半減します。楽器を触らないと音に対して脳が反応する感覚が日々鈍っていくからです。

 少しのブランクでもドラム演奏の感覚は鈍ります。長時間の練習を2 、3日おきにするより、短時間でも毎日続けることを選ぶと良いです。

適切な音選びができるよう、ドラムの音に触れておこう!

毎日の練習で、シンバル、スネア、タムなどの各パーツをどう叩けば、どんな音が出るのか、を体に覚えさせましょう。

  • 叩く場所による音の違い
    • 中心を叩くと音がつまる、端を叩くと高く、のびる音がする
  • 叩く強さ
    • 強いと破裂音が強くなる、弱いとスナッピーの響きが重要になる
  • 叩き方
    • リムショットをすると音がするどく、固くなる

叩き方の組み合わせによる音色の変化の把握が必要です。「この音が欲しい」とイメージした音を瞬時に、正確に再現する能力を養えば、表現力豊かな演奏ができるようになります。

ドラマーの演奏中は、一音一音をじっくり考えている余裕はありません。頭に浮かんだ音を、即座に手足で表現できるよう、日々の練習を積み重ねましょう。

レッスンに通うことも、練習の質を上げる手段

ドラムのレッスンに通えば、練習の質を簡単に上げられます。レッスンの先生は指導の経験が豊富です。生徒の課題を見つけ、適切な練習方法を与えてくれます

「自分ではできているつもりだったリズムキープが、実は少しずつズレていた」といった問題は、経験者に見てもらわなければ気づくのが難しいです。適切な課題をクリアしていき、効率良く成長できます。

レッスンに通えば、プロの視点で今すべき練習内容を指摘してもらえます。自分での目的設定が難しければ、ドラム教室で教えてもらうことも有効です。

早く上達したいなら、練習量より質にこだわろう

ドラムの練習では、練習の質にこだわらないと効果は薄くなります。質の高い練習とは、目的意識が高く、集中して行う練習です。練習の質にこだわれば、練習時間が少なくても効果は大きくなります。

練習の質を高めるために、レッスンに通ってプロの力を借りるのも良い手段です。ドラマーは、自分の演奏目的をつきつめて適切に課題設定をし、練習の質を高めよう。

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