娘に足をふまれて、小指のツメがタテ半分に割れました。もんぜつする私を見て、嫁は大爆笑しています。
散財してきたツケは思ったより大きいですね。どうも、伊吹です。
「ビンテージドラムを買ってみたい」
こう思うドラマーはたくさんいます。私自身、これまでに数多くのビンテージドラムを所有してきました。
- スーパーラディック1960s
- lm4001960s,1970s
- lm404(1960s、1970s)
- Gretschドラムセット(1960s、1970s)
- ludwig&ludwig ヘビーブラス 1914〜1918 14✕5
- WHL オールアメリカン スイング 30s〜40s 14✕7
- WFL supreme 1950s 14✕7
- ludwig lm402 1970s 14✕6.5
- ludwig ブラックビューティー スーパーセンシティブ 1970s 14✕6.5
- Gretsch ブロードキャスター 1936〜1942 14✕6.5
- Gretsch ブロードキャスター 1953 14✕5.5
- Gretsch ブロードキャスター 1954 14✕6.5
- Gretsch ブロードキャスター 1950〜1960 14✕5.5
- Gretsch 4157 1950〜1960 14✕5.5
- Gretsch FLOOR SHOW 1970s前半 14✕6.5
- Gretsch NAME BAND 1970s 14✕5
…などなど。
パッと思いつくだけでこれだけのものがあります。多くのビンテージドラムを手に取ってきた私なりの、ビンテージドラムへの意見を主観たっぷりでお届けします。
僕にとっては最高!でも初心者には不要かも…。
僕はビンテージドラムが大好きですが、初心者や特に興味がない方については現行品で良いです。理由は以下の2点です。
- あくまで中古なので、状態の良いものを探すのがむずかしい。
- 音に関しては、質の差を感じ取れない可能性がある。
状態の良いものを探すのがむずかしい
たくさん買って思いましたが、状態の良いものを探すのは難しいです。特に私はフリマサイトやオークションで買っていたのでなおさら…。ストレイナーが壊れかけていたり、ネジ山がなめてしまっていたり、テンションボルトが曲がっていたり…、さまざまでした。
ちゃんとしたドラムプロショップにあるビンテージ品がオススメです。
フリマサイト等よりはどうしても高くなりますが、ただ古いというだけでなく、ビンテージドラム本来の魅力を体感できます。
質の差を感じ取れない可能性がある

もちろん音自体は違いますよ。年代によっても変わりますし、音が軽くなったり、材質自体の変化から音が重くなったり。
ハマらない可能性もあるけで、決して無価値なものではない
人によっては合わないこともありますが、ビンテージドラム自体が不要なものとは決して思いません。理由は以下の点です。
- 当時の音の再現度が高くなる
- 「楽器につくクセ」について理解できる
当時の音の再現度が高くなる
現行品とビンテージでは明らかに音が変わります。
音楽の歴史を学び、当時に思いをはせてプレイをする熱意のある方々からすれば、それは大きなメリットです。
また、現行品で当時の音を再現しようにも、そもそも「当時の音」を1度知っておかないと再現のしようがありません。その点からも、1度手にとる価値があります。
「楽器につくクセ」を理解できる
楽器には使っている人のクセがつく
ミュージシャン界隈でよく言われている言葉です。でも、正直ビンテージ品購入前の私にはピンときていませんでした。
「楽器にクセがつく?音でも変わるの?そんなバカな…」
ビンテージ品を買いあさった今なら、おおよそその正体の検討がつきます。
- 楽器使用者の楽器の扱い方によっては、テンションボルトやストレイナーが特定の位置から調整しづらくなることがある。
- ロックやJAZZなど、それぞれのジャンルのテンション感にチューニングレンジがかたよったドラムができる。
こういうことかな、と現在では理解しています。
私のような中級者にもわかるような明確なクセは、ビンテージ品のような長い年月を生き抜いた楽器でないとあらわれません。楽器のクセの正体の理解に、ビンテージ品は一役かってくれました。
ビンテージ品は1度は触れておいたほうがいい
上級者やプロでなくても、ビンテージ品に1度ふれることは必要だと感じています。
- 当時はこんな音が求められていたんだ…。
- 「クセ」ってこういうことか!
- 言うほど現行品と音は変わらないかも…。
さまざまな気づきがあると思います。そのうえで、私のように「いらない」となるか「ほしい!」と沼に入っていくかは人それぞれです。
ぜひ1度、ビンテージドラムも手にとってみてください!
後日談:おじさんのドラムはビンテージだらけ
うだうだ言っていましたが、2025.10月現在、おじさんの所有機材はビンテージだらけですw
なぜかと言うと、敬愛する桑畑さんのこの言葉が刺さったから。ドラムの上達についての記事に書いているお言葉です。
「楽器選びやチューニングもグルーブの一つ」
私が現在勉強しているのはジャズやブルースです。そのグルーブを再現しようとすれば、必然的にビンテージの音やニュアンスを再現する必要があります。
もう今では、ビンテージのグレッチやラディックを愛用し、当時の雰囲気の再現に悪戦苦闘しています。
現代的な音楽をやる分にはビンテージ品を使わなきゃいけないなんてことはありません。でも、昔の音楽を志向するなら、それには必要、ということですね。
ちなみにビンテージスネアは所有している一部だけでこんな感じ。

せっかくなんで所有しているビンテージスネアと現在も市販されているベーシックなモデルの音を比較してみました。こちらもよろしかったらぜひ。
より当時の物に近づけた本皮仕様のものについても音の比較動画を作りましたので、こちらもどうぞ!



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